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砧町住民の皆さんの交流を目指して~ボッチャを楽しもう!~

13日間におよんだ東京2020パラリンピックが閉幕しました。コロナ禍による無観客開催、五輪とパラの開催に費やされた莫大な経費…。さまざまな問題を抱えての開催でした。しかしながら、試合中の選手の心躍るプレー、そしてその表情。試合後のインタビューには大きく心を揺さぶられ、スポーツの素晴らしさと一緒に、障害の有る無しにかかわらず、みんなが同じ権利を持ち、同じ機会を得るべきであることを、しっかりと認識した方も多かったのではないでしょうか。

東京2020パラリンピックマスコットのソメイティ。その名は、桜を代表する「ソメイヨシノ」と、非常に力強いという意味の「so mighty」から生まれました。

皆さま、パラリンピックでの「ボッチャ」の試合はご覧になりましたか?

「ボッチャ大好き!」の我が砧町町会の長島会長は、たくさんの試合を見たそうですよ。会長に感想などを聞いてみました。

長島会長、ボッチャの試合、いかがでしたか?

「今回、ボッチャの試合をたくさん見ました。どの試合も、素晴らしいスキルに感動しましたし、障害のある方たちが一生懸命頑張っている姿を見て、自分たちも、もっと頑張らなくては!と思いました」

ボッチャ日本代表の杉村英孝選手。*NHK NEWS WEBより

どの試合が一番心に残っていますか?

「ボッチャ日本代表『火ノ玉ジャパン』主将の杉村英孝選手の試合です。3大会連続出場の杉村選手は、個人(脳性まひBC2)で、日本勢初の金メダルを獲得しました。前大会の金メダリストで、タイの国民的スター、ワッチャラポン・ ボンサー選手に、決勝戦で5対0の圧勝でした。相手は見た目にも、投げてもすごく強い選手でした。こちらは見ているだけなのに、ハラハラドキドキで、勝利した瞬間、飛び上がって喜んでしまいました(笑)」

9月1日に行われた個人BC2決勝戦での杉村英孝選手。*NHK NEWS WEBより

なるほど。杉村選手の金メダルは、本当に嬉しかったですね!それで、今さらなんですが、なぜ長島会長は「ボッチャ」がそんなにお好きなんですか?どのようなきっかけで「ボッチャ」を知ったのですか?

「ボッチャは、前回のリオのパラリンピックで、日本の選手が活躍していたことがきっかけで興味を持ちました。私はずっと、砧の町の皆さんがお互いに交流するのに、何をしたらいいのかな?と考えていました。そんな中でボッチャを知り、誰にでもできて、怪我の心配も少ないことから『これだ!』と思いました」

長島会長も飛び上がって叫んでしまった(笑)杉村選手の金メダルです。*NHK NEWS WEBより

そうなんですね。みんなでスポーツで楽しく交流したい!と思っていて、そこで出会ったのが「ボッチャ」だったのですね。

「障害をお持ちの方も、そうでない方も、お子さんでも、高齢の方でも、どなたでも楽しめる『ボッチャ』は素晴らしいスポーツです!砧町町会では、ボッチャ競技を通して砧の皆さんの交流を推進していきたいと考えています。来年の2月には『砧町町会主催第2回ボッチャ大会』を開催する予定です。何とかコロナ禍が収束して開催できればいいな、と思っています」

ボッチャ団体日本は銅メダルを獲得。リオに続き2大会連続のメダル獲得となりました。

東京2020パラリンピックが幕を閉じました。今回も、スポーツの持つ力に圧倒された13日間でした。

砧町町会では、砧の町の皆さんがスポーツを通して交流し、笑顔があふれる地域になるように、これからも「ボッチャ」の楽しさをお伝えしていきたいと思います。