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砧村散歩~「谷内六郎展」に行ってきました!

砧村散歩では、この町の良いところや、砧村の昔のお話などを掲載しています。

今回は「砧」にお住まいだった画家の谷内六郎さんの、「母校」での展覧会のようすをご紹介します。

以前「砧村散歩」で、「愛と詩と郷愁の画家 谷内六郎さん」のことを掲載させていただきました。

今回は、「駒沢小学校同窓会」主催で「谷内六郎展」が開催されるとのお話を聞きましたので、我が砧町町会監事の竹内秀雄さんが駒沢小学校を訪れました。その時のようすをお伝えします。

世田谷区立駒沢小学校です。国道246号線と駒沢公園通り交差点のすぐ近くにあります。

駒沢小学校は今年、創立120周年を迎えました。周年の事業として、「駒沢尋常高等小学校」の卒業生である谷内六郎さんの展覧会を開催することになりました!今年は谷内六郎さん生誕100年の年でもあるのです。

「谷内六郎展」のポスターです。この絵は「タネを吹く子」ですね。私も大好きな作品です💕

「谷内六郎展」は、駒沢小学校同窓会が中心となり、同校PTAや教職員の皆さまの協力で、10月7日(木)より、明日10月17日(日)まで、駒沢小学校ランチルームにて開催されています。

高い天井の、すてきなランチルーム❣作品はきれいにレイアウトされ、ライトアップされて、とても見やすくなっています✨
貴重な「週刊新潮」の展示も。なつかしい、やさしい風が会場に吹いているようです。

「谷内六郎展」には、同窓会の方々、PTA・教職員の方々、そして地域の皆さんの「谷内六郎愛」があふれていました☺皆さん、本当に心の底から谷内六郎さんの作品が大好きなのです。作品だけではなく、谷内さんの生き方やお人柄にも惹かれ、谷内さんがこの学校の卒業生であることを誇りに思っていらっしゃることを感じました🥰

10月16日(土)には、谷内六郎さんの長女、谷内広美さんを迎えての「ギャラリートーク」があり、たくさんの人が参加しました☺

さて、砧町町会監事の竹内秀雄さんは、駒沢小学校の方々にも負けないくらいの「谷内六郎ファン」です❣今回「谷内六郎展」を訪れて、スタッフの皆さんととてもすてきな交流ができた、ということです。

「ギャラリートーク」にて、司会の秋山さんからご指名を受け、谷内六郎作品との出会いなどをお話する竹内秀雄さんです。
「千歳台小学校」と「砧の谷内さんのご自宅」にある壁画を紹介する竹内さんです。司会の秋山さんもお手伝い☺

「ギャラリートーク」には、駒沢小学校のお子さんも数名参加していて「なぜ絵の中の子どもは耳をすませているのですか?」という質問をしたお子さんがいました。これについて谷内広美さんは「絵を見ていると、音が聞こえてこない?川が流れる音とか、旗がはためく音とか。きっと、いろいろな音を感じてください、って言っているのだと思います」とやさしく応えていました。ふんわりとおだやかな時間が流れていきました🥰

ランチルーム入口にある大きな「タネを吹く子」の絵の前で。右から谷内広美さん、秋山清太郎さん(駒沢小学校同窓会事務局)、竹内秀雄さんです。

谷内六郎さんが子どもの頃住んでいた「駒沢」、達子(みちこ)夫人と結婚して家庭を持ち、数々の作品を制作した「砧」。竹内秀雄さんが駒沢を訪れたことで、秋山さんたちと「谷内六郎さん」を介した交流がはじまりました。「砧」の地でも、たくさんの方に谷内さんの作品を見ていただきたい。ずっとずっと後世に、作品の素晴らしさ、谷内さんのお人柄、生き方などを伝えていきたい…夢は広がります。

「谷内六郎愛」にあふれたお二人、秋山清太郎さんと竹内秀雄さん。谷内さんのことを話し出したら、もうとまりません(笑)

*アイキャッチ画像は、谷内広美さんと砧町町会松原の、久々の同級生ショットです。